先日、OB訪問を行いました。といっても大学の先輩にあたるとかいった厳密な意味でのOBの方ではなく、紹介によって実現したものです。なので多少イレギュラーではありますが、何かの参考になればということで、掻い摘んで流れとか思うところをレビューしときますー。
あ、僕普段散々高説垂れてるくせにOB訪問の一般(あるのか?)を多分わきまえてないので以下そのあたりはご勘弁願います。
■2週間前
あるきっかけでお話させていただいた若手の社会人の方に自分の興味分野の話をすると、他部署の方を紹介していただけることに。その場は名刺を頂戴し、後ほどメールにてコーディネートしていただきました。
その時先方に送ったメールに手を加えたものが以下。
xx(会社名) A様 (cc:B様)
はじめまして。
<--省略-->
xx大学xx学部のxxと申します。
<--経緯-->
xxで、B様とお話させていただく機会があり、
私の興味範囲のお話等をする中で、A様をご紹介いただけるということで
お願い申し上げた次第です。
つきましては、お忙しい中大変恐縮ですが是非お話をお聞きしたいと思いますので、お時間いただけますでしょうか。
以上、宜しくお願い致します。
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xx大学xx学部
xx / xx@xx.com
今回は特に考えなかったけれど、先方は僕という人間をBさんからの伝聞情報以外ご存知ないので、そのあたりのフォローについて2つほどー。
・一点目:時間
多忙を極めるような人だったら時間節約の為事前情報は多いに越したことはない、と思うので会う前にメールなりで何となく自分の輪郭っつーかバックボーンを理解していただくのがよさげ。
・二点目:個人情報とか
かと言ってあんまし履歴書然としたのを出してもなーっていうか、その辺の取扱ポリシーみたいなのが会社毎にどうなってるのか皆目見当がつかないのだけれど(学生があんまし考えることでもないか。まあいいや。)、簡単な略歴(つーか話のネタというか)くらいだったらメールで数行知らせておいても良いかもしれない。
■~1週間前
日程調整。
こっちで先2週間くらいの都合のつく日、時間(移動時間込)をばばっと連絡。
まあ一般的に昼か夜、で、昼休みだったら早くて正午、まあ13時前後とかの方が多そう。
終業が、うーんどうだろ、早いとこで17、8時とかなのかな?インターンとか伝聞とかでも概ね皆さんよく働かれるので一応、「区切り」はそのへん。というところかも。今回も19:00~とかでした、が、事が済んだ後、「帰社」されました。頭が下がります。
■前日
翌日の確認メール。
まあケータイ番号くらいは最低限通知。
質問考えとく。
会社HPとか見つつ、大体その方のメールの署名とかに事業部とかそういうのが書いてあるのでそこは何やってるのかくらいはすぐわかる。仕事内容とか想像するも良し。当たっててもいいし、むしろハズれてても良し。このへんがOB訪問の醍醐味なのかもなー。マンツーマンなのでギャップやら幻想やらを確実に粉砕してくれる保証つきだから、偏見でもなんでも抱えて会いに行けるっていうのは気持ちいい。
■当日
待ち合わせ。何処で話すかは、その人次第かも。カフェでも呑み屋でも公園のベンチでも。
まあメモれるとこがいいよね。
前日に考えておいた質問とかしつつ訊ける事は全部訊くくらいの勢いでいいんじゃないですか。あんまし鼻息荒いのもどうかと思うけど。
終わったら地に額突いて(くらいの気持ちで)感謝。貴重な時間を正真正銘「自分だけの為に」頂戴した有難さを忘れずに。
帰宅後、メール。
自分の興味が一致すればするほど、一度きりではなく、長いお付き合いをしたいということをはっきり伝えて、そう言ったからには逐次連絡を。
それが(人事的な、とか)打算からくるものではないことは、先刻の会話を交わす中でお互いに理解できて、なければならないと思います。
やっぱOB訪問とは徹頭徹尾、人情で執り行われるもんだと、今回思った次第です。
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■番外編
思いつきOBOG訪問案。
電車で一緒に帰宅するんですよ。エントランスから最寄駅まで。
エントランスにOBOG訪問希望の学生が所謂「出待ち」状態でずらーっとスタンバってて、タクシーを捕まえるがごとく、電車で独りよりは学生の相手でもするかっていう社員さんが適当に
同伴相手を選んで一緒に帰るっていう。疲れるか。疲れるわな。疲れた。寝る。