Sunday, October 29, 2006

[就活news] ブログを公開するということ

ブログが就職の「落とし穴」? ググられる学生たち

インターネットは、学生の就職活動を便利にした。しかし同時に、学生が陥る可能性のある不気味な「落とし穴」も、同時に作り出したのかもしれない。

ITMedia News:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0610/25/news070.html
(via みかんの未完な日常~人と社会と己の巻~)


 言うに野暮っぽいけど一応。

 タイトルはセンセーショナルだけど就活ブログ自体の是非を断定してるわけではない。ネットに文章を載せる以上当然想定される事態だし、しかるべき人に見られるかもしれないという前提はほとんどの人が持っている(はず)。この記事に対するコメントも大勢は冷静。

 で、引っかかるポイントは2段階あると思っていて、
 一つは犯罪や非道徳的なもの、これは論外。
 二つ目は性質的なもの。
 文章というのは大体プライベートな空間で書かれるものだから、リアルに対話したりする時よりも自我が拡張しやすいと言われる。対面で許容されない喜怒哀楽や、イデオロギー色の強いものをストップするかどうかを判断するのは自分という理性しかない。

 対面で許容される限界を超えたものは人によって面白いとも不快だとも感じるはずで、その宛先が自分の就職したい企業の人事の方だったらどうだろうかと想像力を働かせるべきだと記事は言っている。

 以前にも書いたような気がするけど、僕はブログを読むのも書くのも好きだし基本的に思ったことをただ書いている。ただ、自分なりの基準というか、感覚というのはあって、書いたり書かなかったり、あるいは書いたものを訂正したりはする。

 そのバランス感覚を養う意味でもブログというのは便利な道具だと思うし、就活ブログもただ可能性を恐れて筆を渋る(当たり障りのないことを書く)だけではなく、見る側に対して考えられた上で、ユニークなものがもっとたくさん出てくるといいなあと、そう思います。

Saturday, October 28, 2006

[雑記] 公開嫉妬

 なんか愛情の差を感じたのでもう一回直球でアピールしてみる!

Tuesday, October 24, 2006

[雑記] ケータイ放談

 ここ数日風邪で臥せっておりまして、日頃の不摂生が祟ってかなかなか快復しないんですよねえ。やっぱゴルフがんばろう。

 んで、じゃがいもをふかしたものに塩かけた療養食を頬張りつつ(戦時下のようだ)ヒマなので書きます。ケータイについて。

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 MNP、ナンバーポータビリティが始まりました。僕はJ-PHONEの時代からのソフトバンクモバイル(なげー。以下「ソバモ」)ユーザーでして、まだ緑色のモノクロ液晶の時に授業中手に豆をつくるほどメールをしてた類の人です。一個前がポケベルですね。僕は持ってなかったけど。

 その当時からは考えられないくらい今はケータイメールが苦手で、専らPCメールを使ってます。ケータイメールの署名にもPCメールアドレスを記載してるくらい。でもPCメールの時間感覚とケータイメールの時間感覚はどうやら違うらしく、ケータイメールで数時間後、とかだったら何してんだよー、ってイライラする人もいるみたいです。PCはもう少し寛容というかまあ内容にもよるけど1日くらいは大丈夫っぽいです。また、女の子は特にケータイメールに関しては律儀な返信を求めるみたいな調査結果もあったりします。ソースすぐに出てこないんですけど、確かボーダフォンのLOVE定額の時のやつだったかな?このへんが礼儀だと感じるかどうかっていうのは人によりけりな気がします。まあ別に理由がねーなら早く返せってことですかね。

 ソバモの話に戻りますと、「予想外割」が話題ですが、一方で規約をよく読めばそうでもないとかいった話もあり、まあ僕はまだ詳しく内容やらを見てないので軽率なことは言えないんですけれども、MNP自体、利用意向が7%だかっていうキャリアから見て肩透かしに終わりそうな気がしなくもないですが、ソバモユーザーが増えることを草葉の陰からこっそり願っております。ではでは。

Sunday, October 22, 2006

[雑記][就活全般] キャラクター(キャラ)と自己PRの関係

 ああまた何となくタイトル浮かんだだけだったりするんだけど。

 えーと、キャラクター。言いますよね。あいつはxxキャラだ、みたいな。食いしん坊キャラだとか、飲み会大好きキャラだとか、女帝キャラだとか。

 個人的な感覚ですが、どうも関西にいたときよりこの「キャラ」付け圧力というか、そういうのは関東のほうが強い傾向にあるような気がしていて、経済的な(ムダが少ないって意味です)コミュニケーションの方法だなあと思ったりします。僕は別に民俗学とか社会学とかを勉強したわけじゃないので本当ーに感覚で言ってますが、地方出身者がごった返してできるコミュニティで培われた知恵の一つなんじゃないかっていうといささか大げさですが、そんな感じ。
 
 また、キャラに反する行為とはすなわち「空気が読めない」行為に接続しがちなので、良くも悪くも一度キャラクターが確定すると容易に変更できないし、キャラクターを創るきっかけは本人が与えるもんだと思うので、一貫性を疑われる、ということはままある話のような気がします。

 翻って自己PRにおけるキャラクターの位置づけですが、まさに「"普段の"自己PR」の結果がキャラクターであり、レッテルなので、何かしらの形で反映してもおかしくないような気がします。
 例えばコーヒーが好きで好きでたまらないキャラ(どんなキャラだ)は、ある種こだわり派の性格を現しているだろう、とか、渋好みだ、みたいな。

 その本人のある特徴を抽出して鮮明にしたのがキャラクターであるし、いい解釈も悪い解釈もできます。他己分析は、自分のキャラ確認と言えるかもしれません。いい解釈をして長所とするか、悪い解釈をして短所とするか。素の自分が果たしてそのキャラに合致してるか、というところも考えてみると深く自己分析できそうですね。

 以上、よく考えればなんでもないことをさもすごい事のように説明するキャラでお送りしました。

私信


リアクションがございませんが、よろしいでしょうか。これで。

Thursday, October 19, 2006

[雑記] 有備無憂

 最近親のかたきのように更新しまくってるみかんに触発されて更新しようと思います。何にも考えてないけど。ちゃんとしたのとは別に週一くらいで何も考えないでだらだら書こうかな。つーかいつもちゃんとしてないか。


 さて、えーと、手帳ですか。手帳の話。

 ネットでも最近は色々と便利なものがあるので紙の手帳は粗末なものをつかっています。いや手帳ですらないんですが。

 それは何かと申しますと、無印良品の日付が入ってないウィークリーノート(二穴が空いててホントは色々組み合わせて手帳にするやつ。確か100円/冊。)に自分で日付入れて、もりっと折り曲げてジーパンのポケットに突っ込んで持ち歩いてるっていう、すんごい適当。でもこれがいい。

 というのも僕、物をすぐ失くしてしまう病を小2くらいから患っておりまして、消しゴムとか最たるもんですがもう買うとすぐ失くすというか、なくすために買うみたいなよくわかんないけどひどい有様なんですね。なので物を書くときは専らボールペンです。このボールペンも失くしまくるんですけど。

 傘とかも電車に乗るとダメですね。(横に傘を掛けられる)端っこの座席に幸か不幸か座った時が傘とのお別れの時だと思ってて、雨の日は座らないようにしています。いや座るけど。

 で、あまりにも忘れるもんだから、本日傘のお忘れ物が大変多くなっておりますので―っていう車内放送が始まったのも僕のせいなんじゃないかと悩む夢を毎晩見てうなされたりとかいったことは今のところ全くなく快眠そのものです。

 何かそういうトランシーバーみたいな、傘の柄とかにぺたっとくっつけて、無線機みたいなのをかばんの中とかポケットに入れといて、んで半径2m以上離れたときにブーとかピーとか人でなしーとか警告音が鳴る道具があればいいなあ。てか多分探せばありそうな気がするけど。

こんなの。



 あれ何の話だっけ。手帳か。そうそうそんで失くすからそういう適当な手帳”ぞこない”を使ってるっていう話でした。


 失くさない努力と失くしても何とかなるようにする努力。就活にも活かせそうですね!


 追記:やっぱあった。

Sunday, October 15, 2006

[就活news] 就職氷期の振舞

「内定者猛勉強を」 三井住友銀、証券外務員合格求める

 三井住友銀行は、07年春の入社内定者約1400人全員に、銀行が力を入れる投資信託の販売に必要な証券外務員試験の突破を求める。入社直後の資格取得をめざして入社半年前から猛勉強してもらう、大手行では初の試みだ。不良債権処理に伴うリストラで大手行の現場は人手不足ぎみで、職場で新入社員を教える余裕がないという事情がある。

asahi.com 2006年10月12日16時18分


 就職事情の好転は一年先輩方を見ている限り明らかですが、それによって企業と新入社員さんの動きはどうなるのかなあと考えるのは、(今のところこの就職における好況は続く見通しだそうなので)我が身の行く末を占う上で役に立つところもあるかと思います。景気の実感調査のように、個人レベルで悲観楽観どうこうということではないのかもしれませんが。

 ―ということを上のような記事を見て思ったり思わなかったり(特に好況と直接関係がある記事でもないけれども)。

Saturday, October 07, 2006

[就活tips] FOR THE JOB-HUNTING STUDENTS


 何かに煮詰まるとこういうくだらないことばっかり考えています。

(非ネイティブ対象の就活セミナーで配られる資料、とか適当な設定でご覧下さい)

Friday, October 06, 2006

[就活全般] OB訪問顛末

 先日、OB訪問を行いました。といっても大学の先輩にあたるとかいった厳密な意味でのOBの方ではなく、紹介によって実現したものです。なので多少イレギュラーではありますが、何かの参考になればということで、掻い摘んで流れとか思うところをレビューしときますー。

 あ、僕普段散々高説垂れてるくせにOB訪問の一般(あるのか?)を多分わきまえてないので以下そのあたりはご勘弁願います。



■2週間前

 あるきっかけでお話させていただいた若手の社会人の方に自分の興味分野の話をすると、他部署の方を紹介していただけることに。その場は名刺を頂戴し、後ほどメールにてコーディネートしていただきました。

 その時先方に送ったメールに手を加えたものが以下。


 xx(会社名) A様 (cc:B様)


はじめまして。
<--省略-->
xx大学xx学部のxxと申します。

<--経緯-->
xxで、B様とお話させていただく機会があり、
私の興味範囲のお話等をする中で、A様をご紹介いただけるということで
お願い申し上げた次第です。


つきましては、お忙しい中大変恐縮ですが是非お話をお聞きしたいと思いますので、お時間いただけますでしょうか。


以上、宜しくお願い致します。

--
xx大学xx学部
xx / xx@xx.com




 今回は特に考えなかったけれど、先方は僕という人間をBさんからの伝聞情報以外ご存知ないので、そのあたりのフォローについて2つほどー。

・一点目:時間
 多忙を極めるような人だったら時間節約の為事前情報は多いに越したことはない、と思うので会う前にメールなりで何となく自分の輪郭っつーかバックボーンを理解していただくのがよさげ。

・二点目:個人情報とか
 かと言ってあんまし履歴書然としたのを出してもなーっていうか、その辺の取扱ポリシーみたいなのが会社毎にどうなってるのか皆目見当がつかないのだけれど(学生があんまし考えることでもないか。まあいいや。)、簡単な略歴(つーか話のネタというか)くらいだったらメールで数行知らせておいても良いかもしれない。



■~1週間前

 日程調整。
 こっちで先2週間くらいの都合のつく日、時間(移動時間込)をばばっと連絡。

 まあ一般的に昼か夜、で、昼休みだったら早くて正午、まあ13時前後とかの方が多そう。
 終業が、うーんどうだろ、早いとこで17、8時とかなのかな?インターンとか伝聞とかでも概ね皆さんよく働かれるので一応、「区切り」はそのへん。というところかも。今回も19:00~とかでした、が、事が済んだ後、「帰社」されました。頭が下がります。


■前日

 翌日の確認メール。
 まあケータイ番号くらいは最低限通知。

 質問考えとく。
 会社HPとか見つつ、大体その方のメールの署名とかに事業部とかそういうのが書いてあるのでそこは何やってるのかくらいはすぐわかる。仕事内容とか想像するも良し。当たっててもいいし、むしろハズれてても良し。このへんがOB訪問の醍醐味なのかもなー。マンツーマンなのでギャップやら幻想やらを確実に粉砕してくれる保証つきだから、偏見でもなんでも抱えて会いに行けるっていうのは気持ちいい。


■当日

 待ち合わせ。何処で話すかは、その人次第かも。カフェでも呑み屋でも公園のベンチでも。
 まあメモれるとこがいいよね。

 前日に考えておいた質問とかしつつ訊ける事は全部訊くくらいの勢いでいいんじゃないですか。あんまし鼻息荒いのもどうかと思うけど。

 終わったら地に額突いて(くらいの気持ちで)感謝。貴重な時間を正真正銘「自分だけの為に」頂戴した有難さを忘れずに。


 帰宅後、メール。
 自分の興味が一致すればするほど、一度きりではなく、長いお付き合いをしたいということをはっきり伝えて、そう言ったからには逐次連絡を。
 それが(人事的な、とか)打算からくるものではないことは、先刻の会話を交わす中でお互いに理解できて、なければならないと思います。
 
 

 やっぱOB訪問とは徹頭徹尾、人情で執り行われるもんだと、今回思った次第です。
 

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■番外編
 
 思いつきOBOG訪問案。

 電車で一緒に帰宅するんですよ。エントランスから最寄駅まで。
 エントランスにOBOG訪問希望の学生が所謂「出待ち」状態でずらーっとスタンバってて、タクシーを捕まえるがごとく、電車で独りよりは学生の相手でもするかっていう社員さんが適当に同伴相手を選んで一緒に帰るっていう。疲れるか。疲れるわな。疲れた。寝る。
 
 
 
 

Tuesday, October 03, 2006

[就活全般][雑記] ここ数日の日記(みたいなもん)

 日々の記録。時系列バラバラです。

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 都内某所で開催された転職フォーラムに、調査(っていうほどでもないか)に行ってきました。特段転職の意思資格がない人間の入場お断りなど但し書きは開催概要にも見当たらなかったので堂々と会釈をしつつ玄関から入り出口から慇懃に会釈をしつつ退場しました。いや、結構雰囲気にのまれて挙動ってたかも。

 nickname君と一緒だったんですが、ブースの勧誘に捕まりまくってて(彼はそういう状況に置かれるときっちり対峙せずには気の済まないタチなのかもしれない)、「どの業界に転職されるご予定ですか」などと問われて「いや…特に今のところ何も…」「ではどのようなお仕事をやられているのですか」「いや…特に…(俺を見る)」
俺を見るな。という具合で妙に可笑しかったんですが、新卒のフォーラムとはやはり趣が異なっていて、鬼気迫る、というと些か大袈裟ですが、緊張感はありました。


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 ある記者発表会にスタッフとして参加してきました。意外と淡々と、写真やらビデオやら撮ってもらってパッとお開きという、セミナーとかは結構好きで色々興味のあるものにふらっと行くんですが、遥かに事務的でしたね。って当たり前か。
 実際それがメディアに載っかると、それに至るプロセスの時間的広がりを感じることができて中々新鮮です。


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 スーパー銭湯、いいですね。先日初めて連れて行ってもらってからのお気に入りです。併設の食事処でサウナやら露天風呂やらで火照った体に流し込むビールの旨い事。でまた風呂入って(深酒してるとあんまし良くないらしいですが)、んで家帰ってそのままバッタリ寝るっていう。
 しばらく何もしなくていいよって言われたら2ヶ月くらいこうしていたいです。(うわーしょーもなー)

 まあたまに行くからいいんですよねそうですよね。

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Monday, October 02, 2006

[雑記] blogを続けるということ

 二つ前の記事で更新頻度云々とテキトーに言ったよしみ、まあ何かいつのまにやら夏休みも終わったことだし、この節目にblogを更新し続けるということについてもう少し深堀りしてだらだら書いておきます。


 まずblogを日記と捉えると驚くほど続かない。何らかの強制力が働いていない状態で毎日淡々と日常をブログに綴る動機をどこから調達するのかと考えるともうそこで既に絶望してしまう。紙の日記も同じ。と少なくとも僕はそう思う。
 長々と内容のないブログを性懲りもなく書いておいて何だが、毎日の記録となると筆不精の部類に入るに決まっている。過去ログを漁って頂ければわかるが、日記らしきものはほとんどないし、苦手だ。

 勿論毎日が波乱万丈で冒険と感動、インディージョーンズでダイハードな日々を送っている人がいれば、今日はどのことを書こうかしらとネタに困ることはないだろうけれども、そんな生きる武勇伝のような人は残念ながら今のところお目にかかったことがないし、そもそもそういう人はブログしなさそうだ。捉え様によっては毎日が冒険と感動に変わる、といった類の話をしてしまうと身も蓋もないので今はナシ。

 で、実際に砂を噛むようにつまらない、のかどうかはわからないけれど、出来事行動において昨日と今日がさほどかわらない(これも捉え方は人に拠りそうだけれど)のであれば、昨日の記録(仕事、学校、食う、寝る)を今日にコピー&ペーストして、注釈にでも『※着る服、食べたもの等詳細は異なる場合がございますが予め了承願います。』と書いておけばよろしいではないか*1

 そんなブログを書きたいか、あるいは読みたいかというところは別にして、「今日は昨日と違う」ことがブログにとって(本人にとって)重要ならばもっと単純に、昨日と今日が一緒なら0、昨日と今日は違うなら1などと記録していけばいい。そこで0と1を分かつ基準をどこかにアナウンスしておけば誤解を招くこともない*2

 一年後0と1の羅列が365個並んで、ああ去年は意外とアクティブだったなあと本人は回顧し読者は理解するわけだ*3。日々更新される0か1の二択に心躍らせる奇特な読者がいればの話だが。

 いや実際に0なら0なりの、1なら1なりの理由というかストーリーがあるのかもしれないけど『トゥルーマン・ショー』や『サトラレ』の例を引くまでもなく、コンテンツとしてのその人の日常が成立するならばよいのだけれど、one of themの一般人の日常を脚色なしで継続して愉しむためには書いてる本人と読者について文才やら忍耐やら様々なハードルがありそうだ*4


 そういえば読者の存在は紙の日記と大きく違うところで、これで動機を調達するのは比較的ポピュラーだと思う。ただ数あるブログポータルでも一様にカウンターやらランキングやらSNSで謂うところの足跡やらでせっせと動機付けしてはいるが、アクティブブロガー(定義はたしか月1以上更新をし続けているブロガー)はブログ利用者の半分にも満たないそうだからこれもなかなか難しいのかもしれない。いや個人的には半分もいけば御の字だと思うけれども。というかこんなに普通の人が日常を綴るブログを書き殴っているのは日本だけの異常事態らしい。

 一方でしばしばブログなど自己顕示欲の発露でしかないと蔑まれるわけだけど、まあそういう側面もあるんじゃないか。「でしかない」ということはないかもしれないが。こういう直接的な動機はわかりやすいし、自己顕示欲の発露が目的なら「日々の記録」も含めた上でバリエーションが多いだろうからある程度続きそうだし、コンテンツも人によっては見れるものになるかもしれないし見たいものになるかもしれない。でもやはりこれも読者が継続的に獲得できる環境が必要になってくるなあ。顕示の受け皿がないと意味がないから。


 と、ここまで書いてみて、やはりブログを書き続けるというのは大変に難しいことだし、尋常ではないのである。強靭な精神力と、箸が転がってもネタに昇華できる気合がある人、か、変な人しか続かないと、そんな気がします。




*1:ニヒリストのように思われそうなので一応言っておきますが、ネタですよ。
*2:「アタシの誕生日が0だったなんて!!」
*3:(日記的なブログの場合)ブログを書く日が1、書かない日が0ということ。
*4:蛇足だが、SNSの日記は読者にとって(ここで言う意味での)one of them(不特定多数の一人)ではない(the one)からコンテンツとして成立しやすい。